里山ダーチャ村:共に生きる命.....✨
午後はダーチャ里山ツアースタート✨
この里山には古来の手法で建てられた小屋があちらこちらに健在します。
色々なタイプの小屋たちが建てられていますが、建物と自然環境の共存がテーマです。
この小屋は石の上に柱を建て、床下には藁がひかれています。
藁は天然素材で無害、湿気を吸収・放出する機能をもち、家の湿度&温度調整もしてくれる優れものです^^
この柱は下にひいてあります、石の形に合うようにカッティングされています。。
なんと素晴らしい手法......✨現在82歳の現役の大工頭領が手がけた技法です^^
こちらの小屋は焼き杭を土中に使う手法.....焼いた杭が土中環境を整えます。
そして、この手法らは土中環境を傷めない為、回りの木々達、植物達と共生できます。
一番新しく建てられた小屋の中には土間があり、竹と藁と泥で造った土壁の小屋です...
化学薬品を使わず造ったこの壁はお互いの菌が発酵し、共生し、強固な関係を築いています。表面に漆喰を塗らなくとも、雨にさらされていてもくずれていません......!!
そして、この建材は適切な温度で自然乾燥した木材を使用、木材の特製を活かした結果、適度な湿度と乾燥のバランスをとり、呼吸しつづける小屋です。
”木を材料としてみるか、命として考えるのか...."
最後の高田氏の問いかけは私たちに色々な物事を思慮深く問いかけ続けます✨
里山ダーチャ村:醤油しぼりイベント
第一弾ピースハウス里山ツアーを兼ねて新しいハウスメイトと共に、お庭をプロデュースしてくださっている高田氏が荒れ地から造り上げ、色々な生き物たちが住む里山ダーチャ村の醤油しぼりのイベントに行ってきました....✨
一歩森の中にはいるとここは千葉の住宅地にあるとは思えないほど、神秘的で畏怖する森が広がっています。そして、今は落葉樹の落ち葉が地面を覆い小川の囁きがとてもうつくしい...そんな里山で、昔ながらの製法での醤油しぼりイベントです^^
去年仕込んだ醤油は一年かけてお世話をし、今日はそれを醤油しぼりの木工器具にてしぼっていくと同時に来年用の醤油の仕込みづくりをします。
蒸した大豆と麦に麹を混ぜておきますと、このように美しい黄緑色になります。
絞る前に皆で竹でまぜまぜ....✨
醤油絞り用の特別な布袋にもろみごと詰めていきます。そして、圧をかけると絞り器具から琥珀色の醤油がでてきます。
この醤油は絞り時間をともに味、個性がある味からクリアーな味へと変化していきます。
お昼ごはんはこの絞りたて醤油を味わうメニュー....♡
平飼いの新鮮生卵、野菜沢山のすまし汁、香取郡の清水でつくった豆腐、春野菜のかき揚げ、そして、薪でたいたかまどの白米と玄米ごはん.....
咲き始めたばかりの梅の木の下でいただきますー✨
玉川学園ピースハウス:その後のお庭.....✨高田造園さんサポート
高田造園さんが冬に植樹できる木々の植え付けと、斜面の竹の階段造りと、点在する菜園場所造りを行いにお庭作業に来てくれました。。。✨
色々な木々を見ながら高田氏は何が1番合うか、その場の環境を考慮しながら、即興で選び、まるで木々のブーケを作るフローリストのように植樹していきます。
庭の左側斜面、この庭の中でも特に環境が良く無い場所、日当りもそんなに良くなく、土中環境が詰まっている場所です....💦💦
棚段を造り、有機物でしがらみ(草木のゆりかご)を造り、ここには落葉樹を中心に植樹....
2週間前に植樹した木の根に菌糸のネットワークがもう根付いています。。
木は一本孤立して植えるのでなく、3本以上の木を根元を隣接し、植樹します。
隣接して植樹する事により、木々は根の菌糸ネットワークがはりやすく、お互い対話し、補強しあい、成長します。
ここは木々のトンネルをデザインしながら植樹してくれました。
きっと近い将来ここは木々のトンネルが出来、このトンネルから見通す丹沢山系の景色は、一枚の絵画のようになるでしょう.....^^
小さい点在する菜園場所を造ります。。。
少しかがんで菜園がしやすいように高田氏がデザインしてくれました。。。
この庭で菜園をする人たちが使いやすいようにと高田氏の心遣い....本当にステキです^^
ここは土は掘り出し、植樹用に使用...
下に続く、竹と焼き杭と有機物での階段造り、ここもなるべく直線にならないようにゆるいカーブを描きながら造ります...かわいい階段ができあがりました♡
最後に大地が乾かないように、籾殻くんたんとウッドチップを混ぜた物を大量に庭に蒔き.......只今大地パッ中....✨
高田造園さん&有志の皆さま....多大なサポートありがとうございました!!
次回は、春頃に菜園と果樹の植樹をメインにワークショップ予定です^^
玉川学園ピースハウス:その後のお庭
天気の良い昼下がり...
お庭にたぬきが日向ぼっこしに、遊びにやってきてくれました......✨
高田氏お庭プロデュースが始まってから、色々な野鳥やねこ達がお庭に遊びに来てくれていますが、たぬきは始めてです^^
高田氏に”たぬきが遊びに来てくれました!”とお伝えしたら、
”タヌキ、うれしいね!庭はいろんな生き物のサンクチュアリが僕の本心、そして、そこに住む人が生き物やその大地とのつながりを喜びにした時、無限の祝福が得られる、そう思ってます” と.....✨
そんな想いでこのピースハウスのお庭も造りあげてくれている事に感謝と感激✨
シンボルツリーのアオキ君...この寒さにやられ少し元気無いのを見て、高田氏からのアドバイスどおり、土を少し盛り、その上に竹炭をのせたら、次の日には目に見えて元気に...! 少しの手入れで植物は元気になるんだな^^
1歩づつ出来る事、1人でも出来る事、それぞれ出来る事、みんなが集まって出来る事、これからの庭に必要な事、生き物に必要な事....高田氏のお庭造りを通して色々な事を氣づかされるなー♡